毎日シャンプーしているのに、なぜくさくなるのでしょう。その原因は、皮膚の老化と皮脂の過剰分泌が関係しているといわれています。油や動物性脂肪の多い食生活や、ホルモンバランスの乱れ、寝不足、喫煙、ストレスなどの乱れた生活習慣は活性酸素を発生させ、皮膚を含む体全体を老けさせます。その結果、雑菌に負けやすくなり、頭皮のにおいにも影響してきます。
頭皮の皮脂
女性の場合、さらに可能性が高いのが、頭皮の乾燥=インナードライです。インナードライ肌というのは、皮膚の内面が乾燥しているにもかかわらず、皮膚表面には脂が多い状態のことです。肌が乾燥することにより、「もっと脂を出して肌を保護しないと!」という働きが活発になります。そのせいで頭皮にもにおいの元となる皮脂がたくさん分泌されるようになるのです。でも、根本的な水分が足りていないのですから、脂がどれだけ出ても、皮膚の内部の乾燥は収まりません。その結果、皮脂がどんどん出てしまう負のサイクルに突入するのです。
地肌が指でつまめないほど硬い、整髪料などにヒリヒリ敏感になっている場合は、地肌の乾燥を疑ってください。
皆様気をつけましょう!
東大和店 小林政人