髪の毛は胃、腎臓、血管と人間の体全体を通して栄養素が行き渡るような仕組みになっています。
髪の毛というのは、頭部だけで形成されるものではありません。
胃で消化され栄養素が血管を通じ、髪の毛を作る毛細血管へとつながってきます。
毛細血管が毛乳頭につながっていますので、ここまでの栄養素の流通経路がしっかりと確保されていないと元気な髪の毛を生成することができません。
例えば…
例えばストレスを抱えている状態や喫煙を常時行っている方は、血管を収縮させてしまいます。
そうなると栄養素の通り道が狭くなって、髪の毛に行き渡る必要な栄養素が減ってしまうため、髪が痩せてしまうケースが出てきます。
しかも血管が細くなると髪の毛の影響だけでなく、動脈硬化や血栓を招いてしまう可能性があるため、心筋梗塞や脳梗塞の恐れが出てきます。
抜け毛や髪の毛にコシがなくなった場合、このような危険性が高まったと捉えた方が良いでしょう。
年齢を重ねるにつれて、動脈の血管が硬くなり血管の内側が弾力を失い、不純物が固まったり、脂分の影響で血流が悪くなるという可能性が徐々に高まっていきます。
このようなことを防ぐためにも、やはり普段からの食生活やストレスをためない生活というのは欠かせませんね。
ストレスによる抜け毛の場合は、血管内に不純物などができるというわけではなく、血管自体が収縮されてしまうのでストレス解消さえできれば改善できるでしょう。